いよいよ2000年代のオリンピックに突入しました。
このあたりの大会はまだ記憶に新しいという人も多いのではないでしょうか。
この時代は競泳選手が着用する水着にも大きな変化が生まれています。
2020年の東京オリンピックで使用される競泳用水着にもこの時代のアイデアや研究は深く関連してくるのではないかと思います。
2000年オーストラリアのシドニーで開催された第27回オリンピック。
20世紀最後のオリンピックとしても話題になりました。
このシドニーオリンピックでついに誕生したのがフルスーツタイプの水着です。
サメの皮膚からヒントを得て研究・開発された為、サメ肌水着なんていう呼ばれ方もしています。
さまざまな分野の専門家が開発に参加し、競泳水着の研究はこの頃から非常に高度なものとなります。
2004年ギリシャのアテネで開催された第28回夏季オリンピックでは、シドニーオリンピックで誕生したサメ肌水着を更に進化させたものが登場し、多くのメダルに貢献しました。
2000年代に入ると見た目の華やかさなどはさほど追求されず、スピード重視のデザインにシフトされましたね。
2020年の東京オリンピックでは更に研究の進んだハイテクな水着が登場するかもしれません。