2020年東京オリンピックでも実施されることが決まっている競泳。
水泳競技の中でも注目度が高く、競泳を一番楽しみにしているという方も少なくないでしょう。
非常に見応えがあり応援している側も熱くなれる種目ですよね。
今回はオリンピックの競泳に使用されてきた女子の水着の歴史について触れていきたいと思います。
まずは1960年代の水着について解説していきます。
1964年に開催された東京オリンピックでは、生地の変更がされました。
長い間綿だった素材がナイロン100パーセントになったのです。
また、ウエスト部分に切り替えが入るなどの変更もありました。
色は黒で胸元には日本のシンボルである日の丸マークが縫い付けられていました。
体にフィットしそれまでのものに比べるとかなりの進歩を遂げたのですが、まだまだ改良する余地のあるものでした。
1968年のメキシコオリンピックでは、女性特有の体のラインにしっかりフィットする水着が使用されました。
背中部分のあきが大きくなり、動きやすさもアップ。
色は青色でやはり胸元には日本のシンボルである日の丸マークがありました。
しかし1964年の東京オリンピックのものに比べ日の丸マークは小さくなっています。