東京オリンピックと競泳

夏季オリンピックの花形競技である競泳は、1896年第一回アテネ大会から実施されている伝統ある種目のひとつです。
アテネ大会では男子のみの実施でしたが、1912年の第五回ストックホルム大会からは女子の実施も始まっています。
勿論東京オリンピックでは男子・女子ともに実施種目として決定しています。

競泳はルールも非常にわかりやすく単純な競技です。
決められた距離を決められた泳法で泳ぎ、タイムを競うというもの。
50メートル、100メートル、200メートル、400メートル、1500メートルなどの距離があり、泳法は自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライがあります。

ほんの1秒で勝敗がわけられてしまうシビアな種目として有名であり、水の抵抗を極限まで減らした水着の開発や泳ぎ方の研究が常にされています。

この種目で圧倒的な強さを誇っているのがアメリカで、次いでオーストラリアが強豪国とされています。
日本は一時低迷していましたが近年強さを取り戻し、アテネオリンピックでは8個、北京オリンピックでは5個のメダルを獲得しています。

若い層でのレベルアップや機能性の高い水着の開発が進めば、2020年の東京オリンピックでも十分にメダルを期待できる種目だと言えるのではないでしょうか。


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